エクセルで条件を設定して集計する
条件毎に集計を行います。
例えば,販売データを分類毎に集計するといったときに使用します。
使用する関数は「SUMIF()」関数です。
SUMIF()関数
SUMIF(条件範囲,条件値,集計範囲)
例として,以下のような表を用意します。
左の表にある売上データを分類毎に合計して右の表示に表示します。
まずは,分類の「野菜」の合計を求めます。
セルH3に式を入力します。
条件の範囲はA3~A14(分類が入力してあるセルの範囲)
条件は「分類が”野菜”」
集計する範囲はE3~E14(金額のセルの範囲)
これをSUMIF()関数にすると以下のようになります。
=SUMIF(A3:A14,”野菜”,E3:E14)
Enterを押して式入力を確定すると,”野菜”の合計値が表示されていると思います。
同様に他の分類についても式を入力していきます。
条件範囲と集計範囲は同一でよいので,条件のみ変更していきます。
例えば,”肉類”の場合,
=SUMIF(A3:A14,”肉類”,E3:E14)
となります。”野菜”が”肉類”に変わっただけです。
結果
上記のような表の場合,条件値は分類の列(G列)にあるので,SUMIF()関数を次のようにしても構いません。
=SUMIF(A3:A14,G3,E3:E14)
“野菜”と文字を入力する代わりにG3セルの参照を入力しています。