ランサムウェア ー コンピューターにアクセスできなくし、身代金を要求してくる。払ってはいけません。

ランサムウェアはマルウェアの一種で、侵入したコンピューター内部のデータを暗号化し、アクセスできなくします。そして、元に戻すための身代金を要求するというのが手口です。

もし、被害にあった場合に絶対してはならないこと。それは、身代金を払うことです。身代金は絶対払ってはいけません。払っても元に戻りません。犯人にお金をあげただけです。

過去にも大手企業がこの被害を被り、身代金を払ったのかどうかが話題になったことがあります。ランサムウェアが確認されてから相当経ちますが、当初から、身代金を払っても元に戻ることはないということは既知の事実でした。それでも身代金を払おうとする企業の対応には疑問符しかありません。

そもそも、このような犯罪を犯す人間の何を信用するのか。身代金払ったのに話が違うと言ったところでどうしようというのか。犯人の目的はお金です。システムを元に戻すことはどうでもいいことです。はなっから取引しようなんて考えているわけないです。

ランサムウェアの被害にあわないために

ランサムウェアの被害にあわないためには感染しないようにするしかありません。

感染経路はメールの添付ファイルや、メールまたはwebのリンクをクリックしてダウンロードしたファイルです。

まずは、よくわからないファイルは開かないことです。

ただ、最近はとても巧妙化していて、メールでもあたかも本当の知り合いからのメールっぽく送ってきます。

なぜ知り合いだとわかっているかというと、あなたのまわりの誰かのパソコンがウイルス感染し、アドレス帳の情報が盗まれていることなどが考えられます。だから、知り合いからのメールであっても、いつもと雰囲気が異なるメールの文面だったりしたときは要注意です。

実際に経験した事例

実際に知っている人からのメールで、実はウイルスが仕込まれていたという経験をしたことがあります。

そのときは、始めはその人からのメールだと思って普通に内容確認していました。おかしいと思ったのは、その人との関係上、その人が私に送るのは不自然な添付ファイルがあったことです。

そこで、怪しいと思い、直接送付したことになっている人に連絡したところ、その人が送ったメールではないし、あちこちから連絡が来て困っているとのこと。

不自然さを感じたら開かない

添付ファイルでも、本文中のリンクでも、とにかく、不自然さを感じたら開かないことです。

私が経験した範囲では、雑なメールが多い中で、かなり巧妙なメールもたまに受け取ります。ただし、今のところ、必ず不自然なところがあります。知っている人からのメールだからと全面的に信頼すると罠にはまるかもしれません。

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